人脈や語学力を活かして海外の珍しい商品を輸入、販売している個人の輸入商は、軽貨物運送事業も自前で行う方が利益が大きくとれます。その理由について解説します。大半の輸入商は仕入れた商品を外部の軽貨物運送事業者に委託して、市場に卸したり、エンドユーザーの手元に届けていると思います。もちろんですが外部の軽貨物運送事業者に依頼する場合、軽貨物運送料金を支払います。軽貨物運送料金には軽貨物運送ドライバーの人件費や、軽貨物運送車両の維持費用、その他サービス費用など、かなりの金額が発生します。しかし自分で軽貨物運送事業を行えば、サービス費用や軽貨物運送ドライバーの人件費を抑えられるので、安くエンドユーザーの元に商品を届けることができます。またエンドユーザーと直接、顔を合わせることでビジネスにおける信頼関係が高まるので、広告になりますしリピート注文に繋げられる商機にも繋がっていきます。このように軽貨物運送料金を節約できるだけでなく、本業である輸入商の販路拡大にも繋げられるので、輸入商自らが軽貨物運送車両のハンドルを握るのはとても良い選択といえます。もちろん時間がとれない場合は、外部の軽貨物運送事業者に依頼をして、うまく使い分けるようにしましょう。