対面のショッピングからインターネットショッピングや通販ショッピングに移り変わった現在、一般ユーザーも気軽にオンラインでショッピングを楽しめるようになりました。その反面、情報セキュリティの脆弱性以外から不正にアプローチを仕掛けてくる犯罪集団が現れています。その手口は至ってシンプルで、軽貨物運送の不在通知を装い、携帯電話のショートメッセージに不正なURLを送り、個人情報を引き出すというものです。E-メールと違い、リテラシー意識の熟成が進んでいないショートメッセージを用いた詐欺メッセージによる被害は急増しています。こういった軽貨物運送事業者のなりすましショートメッセージをフィッシング詐欺といいます。この手口は不特定多数を狙う、ブルートフォースで攻撃を仕掛けてくるというポイントが特徴です。その為、個人を特定できるメッセージ文面ではなく「お客様」など、非常に抽象的な表現を使っています。軽貨物運送業者は不在のショートメッセージを送る際、必ず個人名を記載するので、その点がなりすましショートメッセージと正規ショートメッセージを見極めるポイントにすると良いでしょう。今後も新しい手段の詐欺が頻発する事が予想されます。被害に遭わないようにするためにも警戒しましょう。